私はミサ(36歳)です。結婚を機にフルタイムでの仕事をやめました。まだ結婚したばかりで子供もいなかったので、週に3日間、月、水、金の午後の5時間だけ、家の近くのモスバーガーでパートをすることにしました。
基本情報
所在地 | 千葉県松戸市 |
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店舗名 | モスバーガー |
仕事をまともに教えてもらえない
モスバーガーは住宅地にあるので、主婦のパートも多いのですが、学生アルバイトもいます。店長は2店舗の店長をかねているので、毎日お店にいるとは限らず、スタッフの細かいことまで目が届かないのが現状でした。
入ったばかりなので、仕事を教えてもらわないといけませんが、誰に教えてもらうかで、やり方が全然違いました。
どっちが正しいのかわからず戸惑うことが多かったです。
わからなくなって、店長に確かめたくても店長にいつあえるかわかりませんでした。
そこでマニュアルを見ていると、ほかのパートの人から「あら、マニュアル?」と見ていることをとがめられました。
担当の範囲が広すぎ!
一番困ったのは、仕事の範囲をあらかじめきちんと説明してくれなかったことです。
最初にレジから教えてもらいましたが、レジ担当は、できあがった品物をテーブルへ届けること、食べ終わったものを下げることも含まれます。
ほかにもストローなどの補充、グラスなどを洗うことも含まれていました。
さらに、客席の掃除、ゴミ捨てもすべてレジの担当です。
午後はお客様は少なく、売上げも小さいのですが、お客様が途切れることはあまりないので、レジから離れることが出来ないのです。
それなのに、洗い物も掃除もしろというのは、難しいことでした。
あらかじめ、きちんと言ってもらえたら、ペース配分も考えられたのにです。
人間関係も微妙...
パートと学生アルバイトにはあきらかに壁がありました。
アルバイトは一緒に飲みに行ったり、カラオケに行きましたが、パートに声がかかることはありませんでした。
そのうえでパートの中でも上下関係がありました。
新参者の私の地位は低く、何をしても認めてもらえないことが多かったです。
仕事の終わりにみんなで共有しているノートにその日の反省点や連絡事項を書かなくてはなりませんでした。
「スプーンがなくなりやすいので、間違って捨てないように。」とか「何時ころは学生のお客様が多くなる」、「新商品の説明がうまくできなかった」などです。
ある時、パートのおばさんから、「ミサさんはお化粧もしないで、接客するなんて自覚が足りない」と名指しで書かれました。
私はお化粧はしていましたが、あまり濃いと落ちてしまった時にみっともなかったり、汗でお化粧が崩れると目に入って痛いこと、更衣室がないので、お化粧直しが簡単に出来なかったので、うすいお化粧にしていたのです。それを名指しで指摘するなんて。
メンテナンスが行き届いていない店舗
店舗はオープンしてから数年が経っていたので、いろんなものが壊れていました。
店頭の看板は壊れていて、急な雨でしまおうとするとバラバラになってしまいます。
更衣室はカーテンが壊れたので、はずしてしまい、着替えることが出来なくなりました。
ひどいのはトイレを流すレバーが壊れていて、針金で直してありました。
当然、針金なので耐久性がなく、よく流れなくなってしまい、お客様も困っていました。
困ったことがあっても誰にも相談が出来ず、店長にも言えず解決することが出来ませんでした。
すると、ストレスで円形脱毛症になってしまったのです。
夫に言われて初めて気がつきました。
そんなに負担に感じているならと退職しました。