今回、試食販売のアルバイトの体験談を書いていこうと思います。試食販売のお仕事に興味がある方の参考になったら嬉しく思います。
私は大学生の頃、初めて試食販売のアルバイトをしました。
大学卒業後は一般企業で数年働き、寿退社をし、主婦をしながら再度試食販売のアルバイトをしています。
試食販売を始めるまでの流れ
試食販売のアルバイトですが、まず派遣会社に登録をし、そこの派遣会社から指定されたスーパー等に行きます。
初めての試食販売のアルバイトの前、派遣会社に呼ばれて声出しの練習をさせられました。
初めて試食販売のアルバイトをする人たちが呼ばれ、試食販売をする心得とどんなふうにすれば良いのか、実際の仕事風景をビデオで見ました。
その後は実践練習です。試食販売では商品のアピールをしなければいけないため、声が出ていないとお客様が商品のほうに振り向いてもらえないからです。
まずは声が出るように大きな声を出す練習をしました。
試食販売のコツ
しかし、やみくもに声だけだしていても購入してもらえません。お客様の足を止めるためお客様の顔を見て目があったら必ず試食の商品を出すようにしていました。
お客様の前に出すことによって足を止めてくださり、試食を受け取ってもらえます。
1人受け取ってもらえると周りの人が次々と試食を受け取ってくださるので、それがチャンスのときです。試食の商品は高いものではないので、購入してくれるお客様が多いんです。
もちろん中には食べるだけのお客様もいらっしゃいますが、食べてもらえただけで嬉しい気持ちになります。
「こんなに美味しいんだ!」
「ありがとね。」
こんな言葉をいただけます。
それだけでやる気もアップします。
やる気があがると自然と楽しくなり、試食してくださるお客様も増えていきます。
試食販売のアルバイト自体は、楽しいです。
お客様とコミュニケーションが取れますし、高価な商品でないため購入してもらえやすいから心が折れることもありませんでした。
試食販売の仕事でキツイところ
しかし少しきつかったこともあります。
まず、毎回行く店舗が違うことです。
地元のスーパーならわかりますが、少し離れた場所だとスーパーの場所すらわかりません。
最寄りの駅からはタクシーで行くのでいいのですが、入り口がわからないんです。
お客様入り口はわかりやすいところにあるので良いのですが、従業員入り口はわかりにくい店舗が多々ありました。
やっとわかっても、中に入ってから担当の従業員さんを探すことがとても困難でした。
忙しいときに話しかけるのも悪いですし、でも顔もわからないためすれ違った従業員さんを引き止めて聞くしかありませんでした。
そしてやっとのことで探せたとしても、そこから自分はどの場所で試食販売を行うのか等を聞き、準備をしなければなりません。
当然良い顔はされず、仕方なく教えてくれる感じでした。
そこだけ事前に教えてくれておく等しっかりしていれば、試食販売のアルバイトは楽しいのにと感じます。