私がパートしていたクロネコヤマト。
パート従業員は多く、和気あいあいで仕事をしていた一方、むかついたことをなかなかぶちまける機会がないのでここでご紹介します。
基本情報
所在地 | 山口県山口市 |
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店舗名 | クロネコヤマト |
パートの中では若かった私
クロネコヤマトのパートというと、配送?と思われることが多いのですが、実は店舗の奥の倉庫で送られてきた荷物の仕分けのパートがあります。
私はその仕分けを担当していました。レーンにのって運ばれてくる荷物、そしてついている番号を素早く見分けて、自分の担当の番号はコンテナに入れるという作業。
単純ではありますが、どうやってコンテナに積めば一番バランスがいいのか?また大きな荷物の場合、どのようにとれば一番負担が軽いのか?といったことを考えながらする仕事で、結構単純作業ながら難しかったと感じていました。
そんな仕分けをするパートの中、結構みんな50代、60代が多く私はその中で一番若い世代でした。そのために起こったむかつく事件もたくさんあるのですが…。
若いのに力が弱いと馬鹿にされる
私は若いから体力があるだろう、力があるだろうと思われたようで荷物がたくさん運ばれてくるコンテナ前に配置されました。
たくさん来るのはいいのですが、続けてきたときにはうまく受け取れないこともありました。また大きな荷物がたくさん来たときには、最後にばててしまうということも。
それを見たおばさん連中が、「若いのに力がないのねえ」、「これくらいでへこたれたら仕事は務まらないわよ。」と面と向かって言われることもしばしば。
中には感じの悪いおばちゃんもいて、もしも私が大変で男性スタッフがフォローについてしまったら、「力がないフリをして男性に媚び売って…」といわれることもあるほど。その言葉にどんなにむかついたことでしょう。
何も言えずただ落ち込んだ日々からの逆襲
始めはそうは言ってもおばちゃんたちの視線も言葉も怖くて、目を見ることもできませんでした。
常に視線を感じていましたからね。しかしながら、そのうち、私も言われっぱなしでは腹が立つ、ここはぎゃふんといわせてやらなくては!と思うようになったのです。
そこである時、ある程度いつものレーンで仕事をした後に、指を痛めたみたいだから誰か代わってくださいとお願いしました。
そうすると、いつも減らず口をたたくおばちゃんが代わってくれると申し出てくれたのです。
そこでおばちゃんにバトンタッチ。次々に大きな荷物が運ばれてきたとき、おばちゃんが途中で「止めてー」と一言。全部の荷物をさばききれず、思わず止めてと声を出してしまったのです。
私はこれまで自分がやってきたことがどんなに大変だったか…という思いを込めておばちゃんに向かって一言。
「○○さんなら全部出来るのかと思いましたが、やっぱり難しいですね。私の能力のせいかと思いましたが、違うことがわかったので安心しました。指大丈夫なので代わります」と持ち場に戻りました。
私はそのおばちゃんの顔をやっぱり直視することはできませんでしたが、それでもしてやったり!しめしめとむかつくパート職員をぎゃふんといわせてやったのです。